お子さんの保育園には「保育士体験」の制度はありますか?
保育士体験とは、保護者のパパやママが保育士として、自分の子供のクラスで1日一緒に子供たちと過ごせるものです。
もし保育士体験の制度があるなら、絶対に行った方がいいです!
有給とってでも行ってください。

って思われる方もいらっしゃいますが、それは違います。
確かに、保育園側のねらいはそうかもしれません。
でも、親側のねらいは、「子供を守るために」、保育士体験には行くべきなんです!
保育参観では本当の保育の状況はみられません!
私の娘が通っている保育園では、保育士体験の制度があったんですが、入園当初は誰もやっておらず、園長先生が変わってから積極的に参加を進められるようになり、半信半疑で行ってみたところ、それ以来は毎年行くようになりました。

そんな私が保育士体験は絶対に行くべき理由をご紹介します!
是非、最後までご覧ください。
この記事でわかること
- 保育士体験は絶対に行くべき理由
- 保育士体験で確認するポイント
- 保育園で我が子が気持ちよく過ごせるようにするためにすべきこと
目次
保育士体験は絶対に行くべき!保育参観ではよそゆきの態度しかみられない
保育士体験は絶対に行くべきです!
保護者参観では本当の保育の様子はわかりません!
保育の様子なら「保育参観」でみられるから行く必要ないとか思ってますか?
それは違います!!
保育士体験で1日子供たちと過ごしてみればわかりますが、
保育参観は、一つのイベントなので、日常とは全く違います。
保育参観ってだいたい、朝一緒に登園して、親と一緒に工作とか体操とかして給食食べたら終わりですよね。
親と一緒になると、親に甘える子供も多くて、子供の本来の姿は全くみられませんし、先生たちも、大人数の親がきているので、よそゆきな態度になります。
また、先生が2-3人だけで10人以上の子供をみるとどうなるかっていうところが全くわかりません。
保育士体験で確認するのは我が子の態度ではなく「先生の子供への接し方」
保育士体験のねらいとしてよく言われるのは、これ!
- 保育園の生活を実際にみてもらって保護者に園への理解を深めてもらうこと
これを聞くと、こう思う方もいらっしゃるみたいです。


親側としての本来のねらいはこれ!
- 保育士体験は先生の子供への接し方を確認できる貴重な機会

保育士さんだって人間!色んなタイプの人がいる
保育士さんは保育のプロですが、保育士さんだって人間です。
いろんなタイプの人がいます。
私がみてきて大きくわけると以下の2つのタイプ
(あくまでも私の主観です・・ご了承くださいませ。)
- 厳しくしかってしつけをするタイプ(厳しいタイプ)
- 諭してきかせてしつけをするタイプ(優しいタイプ)
私立の教育方針がしっかり固まっているような保育園であれば、この辺の指導方針もしっかりしてるのかもしれませんが、
私の娘が通っているのは公立の保育園で、良くも悪くもいろんな先生がいらっしゃいます。
最初に長女を0才クラスに入れた時の担任の先生は、とても優しいタイプの先生。
本当に優しくて、保育園に入れてよかったと心の底から思ってました。
0才クラスはもともと園児の人数が少ないのもあって、和やかにすごして自分の子供のように接してくれていたんですよね。
が、次女は1才から保育園にいれたのですが、そのときの先生は、新卒で2年目の先生だったのですが、厳しく叱るタイプの先生。
1才だから仕方ないですが、給食を食べさせる時も、常に時間を気にして口にスプーンを突っ込んで行っている感じ。
いや、保育士さんには感謝してますし、たくさんの1才時を前にして大変なのはよーくわかります。
それをどうこういうつもりも全くありません。
でも、「あ、そんな感じなんだ」って思ったんですよね。

あまりにも接し方がひどい場合は指摘するか転園を考えるべき
長女が年中(5才)クラスになってからも、保育士体験に行ったのですが、そのときの先生(年配の先生)の厳しさにあまりにもびっくりしてしまい。
園児が20人くらいに対して、先生は二人だし、年中さんくらいになると男の子は活発に動き回る年齢だから大変なのはわかります。
暑くて大変なのもよくわかります。
でも、常にちょっとでも違うことをすると叱られる感じで。
しかも、「それは違うから、こうだよ。」という感じでなくて、
「違うでしょ!そうじゃなくてこうって言ったでしょ!」って怒る感じで。
給食を食べてる時も、食べ方が上手でない子に
「○○ちゃん、汚い!綺麗に食べて!」
ってどなってみたり。
いや、確かに食べこぼしてはいたけど、そこまで怒らなくてもいいんじゃない?
って思ってしまいました。
夏だからプールに入っていたんですが、プールに入ってみんなでワニ泳ぎ(腕立て伏せみたいな体制で足を浮かして手だけですすむ泳ぎ方)をしていたときも、プールの端に沿って進むのよと言われても、なかなかそれができずに真ん中の方にいってしまう男の子にたいして、「プールの端を泳ぐっていったでしょ!」と言って、足のすねの部分で体を端においやったりしていて。
かがむのがおっくうなのはわかりますが、できれば手でやってほしかった。
保護者が保育士体験でみてるときくらいもう少し気を遣っていただければ・・
って正直思いました。
私は別にそこまで気にしないけど、これ、他の保護者の人がみたらクレームになるんじゃ・・・
ってちょっと心配してしまいました。
その先生とは、長女が1才、2才クラスのときも担任をしていただいていて、歩きはじめるのが遅い長女のことを心配して色々施策を提案していただいたりしていたし、園児からもよく慕われている先生なんです。
2才クラスの保育士体験のときはそんなに気にならなかったんですが、年中さんともなるとしつけが厳しくなるんでしょうか。
褒める時はものすごい褒めてるんです。
だから、園児には人気があるんだとは思いますが。
いろんな先生がいますが、でも、あまりにもひどいと思った場合は、園長先生に指摘するなり、どうしても耐えられなければ、転園も考えてもいいと思います。
(保育園激戦区だとそう簡単には変えられないって方も多いとは思いますが・・)

このくらいならまだいい方なのかもしれませんが、きちんとみておくことは我が子を守るためにも重要だと思います。
家ではもっと子供に優しくしてあげようと心の底から思える
保育園に子供をあずけているママたちって、
- 日中は保育園でがんばってもらっているから、家ではたっぷり愛情を注いであげたい!
って思っている方多いと思うんです。
で、実際にそうしている方も多いと思うんです。
私も理想はそうだけど、でも、つい、毎日の忙しさにかられて、
イライラして子供にどなってしまったり、早く早くって急かすことしかできなかったり。
なかなか愛情を注いであげる時間をとることが後回しになってしまっていたことがあったんです。
でも、保育士体験に行くようになって、子供も保育園でがんばっているんだから、家でくらい愛情を注いで優しくしてあげなきゃって心のそこから心の底から思えるようになったんです。

乳児クラスの場合、自分の子供は親に甘えてべったりなので本来の姿はみられない
保育士体験のねらいとして、「自分の子供の保育園での様子がわかる」というのがありますが、乳児クラス(0〜2才児)の場合、それはほぼ無理です。
親が同じクラスにいると、親に甘えてべったりで、本来の姿はみられません。
うちの場合、次女(2才)の保育士体験に行った時、あまりにも牛乳を飲むのが遅かったり、ご飯を食べるのが遅かったので、心配して先生に聞いたんですが、「いつもはもっと自立してるし、早いですよ!今日は甘えモードなだけですので、心配しなくて大丈夫です。」と言われました 笑

乳児クラスくらいの子供だと、1日ママやパパと過ごした場所っていう安心感が保育園への安心感につながるみたいです。
保育士体験に行くと保育園ルールの意味がわかる
保育園ルールってたくさんありますよね。
- 洋服やタオルに名前は大きくはっきりと書くこと
- オムツは予備のオムツを10枚以上必ずロッカーにストックしておくこと
- 洋服は自分で着替えやすい服にすること
- 爪は常に短く切ること
これ、説明されているから、頭ではわかっているようでいて、忙しさにかまけてそこまでできなかったりすることがあったんです。
(保育士さん、ごめんなさい・・・)
でも、保育士体験にいってみることで名前が大きく書いてないといけないことがよーくわかるんですよね。
例えば、プールのバスタオルもまとめてカゴにいれて、でたときに先生が体を拭いてあげるんですが、面に大きく名前が書いてあればわかりやすいんですが、裏のタグの部分に小さく書いてあると、誰のだかすぐにわからなくて、体を拭くのに時間がかかってしまう。
私も子供たちを拭いてあげてたんですが、名前が書いてないと正直だれがだれのかわからず戸惑ってしまって。
毎日のお食事エプロンも毎回先生たちが、名前を確認して配るので、名前がわかりずらいと大変。
その姿を実際にみて、「あ〜、もっと名前ちゃんと書かなきゃ」とか上の子のお下がりの服を名前を書き直さずにそのまま着せてしまっている場合、書き直さなきゃって思ったり。
オムツも、よく切らしてしまっていて保育園からお借りしていた私としては、先生たちが「○○ちゃん、オムツラスト1枚です〜!」
と行っているのを聞くたび、「あ〜、きっとうちもこう言われていたんだな」と反省仕切りでした・・
爪チェックが毎週月曜日にあるのを知ったのも保育士体験のとき。
いっせいに手をだして端からチェックしていきます。
しかも、みんな意外とちゃんと切ってあるんですよね!

結構な頻度でひっかかっていたから、子供にも恥かかせちゃって申し訳なかったと、親として反省しました・・・
保育士体験に行くと、保育園ルールの意味を実感します。
保育園に協力的になった方がいいのは保育士さんのためだけではなく我が子のため
保育士体験に行くと、保育園ルールの意味を実感して、
- 名前は大きく書いてこよう
- オムツはきっちり補充しよう
- 爪は週末には必ずきろう
とか真剣に思うようになり、保育園に協力的になります。
保育園に協力的になるのは、もちろん保育士さんたちがお仕事しやすいためにもありますが、回り回ってそれは、我が子が保育園で過ごしやすくなるようにするためです。
友人の保育士さんが言ってました。
持ち物に大きくはっきり名前を書いてくる親は神にみえてくるって。
保育士さんだって、人間です。
親が協力的な人の子供と、親が全く協力してくれないような人の子供だったら、協力的な人の子供の方がかわいがってもらえるはずです。
決して表にはださないとは思いますが、多かれ少なかれあるはずです。
我が子を守るため、我が子が保育園で少しでも過ごしやすくしてもらおうと思えば、保育園に協力的になって、少しでも保育士さんが仕事しやすいようにすること。
それが一番の近道です。

まとめ:我が子を守るために、保育士体験には絶対に行くべき!

保育士体験は、先生の子供たちへの接し方を確認できる貴重な機会です。
保育園で決められているルールの意味もよくわかるようになります。
保育園に協力的になれるのも保育士体験に行ったからこそです。
それは、保育園側だけのメリットではなく、
「保育園に協力的になる=我が子が保育園で過ごしやすくなる」
という我が子にとってのメリットとなるんです。

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